BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

WordPressの管理画面から、データベースとファイル一式を丸ごとバックアップできる「BackWPup」プラグインのまとめ記事の後編です。

前回の記事ではBackWPupプラグインの特徴や、ジョブの作成方法を中心に紹介させてもらったんですが、今回はBackWPupによる手動バックアップの方法と、バックアップログの確認、バックアップファイルのダウンロードや削除の方法をご紹介します。

前提

BackWPupプラグインの特徴やジョブ作成のポイントについては、以下の関連記事でまとめています。その記事の中で作成したジョブを前提に、今回バックアップなどをやっていくので、先に概要をまとめておきます。

ジョブの概要
ジョブタスク(バックアップの対象) データベース
ファイル
スケジュール 手動
※今回はバックアップ方法解説のために「手動」にしています。
データベース バックアップ対象のテーブルは全て
SQLは圧縮
ファイル バックアップから除外指定はなし
バックアップに追加するフォルダなどもなし
フォルダー バックアップファイルの保存先はwp-conteny/uploads内

データベースとファイルを丸ごとバックアップできるBackWPupの特徴とジョブ作成方法まとめ

2019年3月23日

BackWPupのジョブの実行(手動バックアップの手順)

管理画面左メニューの「BackWPup」から「ジョブ」をクリックします。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ジョブページにきますので、
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ジョブ名にマウスを載せて表示される「いますぐ実行ボタンをクリックします。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

バックアップ処理が進みますので、このまま待ちましょう。
※容量によってはかなり時間がかかる場合があります。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

で、ジョブ完了と表示されたらOKです。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

仮に、エラーが報告された場合は「ログを表示」ボタンをクリックして、ジョブのログを見ておきましょう。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

パーミッションの設定具合によっては、うまくバックアップされないファイルもあり、それがエラーになる場合があります。

これで指定のフォルダ(wp-conteny/uploads)内へのバックアップは完了したので、次は管理画面からバックアップファイルをダウンロードする手順と、不要なファイルを削除する方法を見ていくことにします。

BackWPupによるバックアップファイルのダウンロードと削除

「BackWPup」から「バックアップ」をクリックします。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

バックアップアーカイブを管理ページにきます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ダウンロード

ジョブ名にマウスを載せて表示される「ダウンロード」リンクをクリックします。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

デスクトップなどに、バックアップファイルをダウンロードすることができます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

削除

過去のバックアップファイル消したい場合は、「削除」リンクをクリックします。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

バックアップファイルはサーバーに置きっぱなしにせず、用が済んだらなるべくパソコンにダウンロードして、管理画面から消していくようにしましょう

ダウンロードしたバックアップファイルの展開してみると

ダウンロードしたバックアップのZipフィルを展開して、中に入ってるものを見てみましょう。

バックアップファイルの中身
  • WordPressのファイル一式
  • BackWPup_readme.txt
  • digitalnavinet.sql
  • manifest.json

この中で、別サーバーに移転するときに必要なファイルは、以下の2点です。
「WordPressのファイル一式」「digitalnavinet.sql(データベース情報)」

(他のBackWPup_readme.txtやmanifest.jsonのファイルは他のサーバーでは不要です)

BackWPupによるバックアップログの確認

「BackWPup」から「ログ」をクリックして
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ログ一覧ページにいきます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ジョブ名にマウスを載せると、「表示」「削除」「ダウンロード」のリンクが現れるので、「表示」リンククリックしてログを確認することができます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

BackWPupの設定ページ

ここからは、BackWPupプラグインの基本設定ページのご紹介です。
一部のメニューをのぞいて、ほぼ触ることはないですが、一応どんな設定項目があるのかを見ておきましょう。

一般

「BackWPup」から「設定」をクリックすると、一般メニューのページにきます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ここでは、「表示設定」と「セキュリティーに関する設定」ができますが、初期状態のままでOKです。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

「管理バーに BackWPup リンクを表示。」にチェックすると、上の黒いバーの中にBackWPupのアイコンリンクが表示されるようになります。

あと、セキュリティのチェックは必ず入れるようにしておいてください。

ジョブ

ジョブの最大再試行回数などを指定できますが、ここも初期状態のままでOK。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ログ

ログファイル保存用のフォルダを指定したり、ログファイル数の上限の指定、ログファイルを圧縮するかどうかを決めることができます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

ネットワーク

「HTTP ベーシック認証 (.htaccess) でブログを保護している場合、またはプラグインを使用して wp-cron.php を保護している場合、以下で認証方法を設定してください。」と記載されているので、必要に応じて「Basic認証」「WordPressユーザー」「クエリー引数」の中から認証方法を選択します。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

アクセスの制限をしていなければ、認証方法は初期状態の「なし」のままでOKです。

API キー

前回のジョブの作成方法の記事でも少し触れましたが、BackWPupはあらかじめ決められたスケジュールでジョブを実行する「自動バックアップ」ができます。これはWordPress の cronを使うんですが、このcronによるバックアップがうまくいかないときに、EasyCron.comという外部Cronサービスを代替品として使うことができます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

そのEasyCron.comで取得したAPIを、このAPIキーのページで入力します。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法

キー取得方法などは以下の関連記事でまとめていますので、合わせてチェックしてもらえればと思います。

EasyCron.com – WordPressのcronの代替に利用できる外部Cronサービスの使い方

2019年5月14日

情報

WordPress、PHP、MySQLなどのバージョン情報や、BackWPupの設定情報を一覧で確認することができます。
BackWPupプラグインでバックアップを作成して管理画面からダウンロードする方法


というわけで、今回はBackWPupのよる手動バックアップの方法と、バックアップファイルのダウンロードや削除の方法を中心に紹介させてもらいました。

そもそも、BackWPupってどんなプラグインなのか?WordPress の cronによる自動バックアップはどうやればいいのか?については、以下の関連記事で紹介してますので、こちらも是非チェックしてもらえると嬉しいです★

データベースとファイルを丸ごとバックアップできるBackWPupの特徴とジョブ作成方法まとめ

2019年3月23日

最後までよんでいただき、ありがとうございました!

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2019年6月1日

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