All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

All in One SEO PackのXML サイトマップ機能について、その特徴と設定方法を解説した記事です。

記事やページごとにSEOの設定ができる一般設定とは異なり、このXML サイトマップはAll in One SEO Packのオプション機能の1つになっています。プラグインをインストールして有効化しただけでは使うことができないので、今回はその辺りの使い方から各設定項目の詳細な説明、扱い方までをまとめていますので、ぜひ参考にしてもらえればと思います★

All in One SEO PackのXML サイトマップの特徴

GoogleやBingeに送信するためのサイトマップファイル(sitemap.xml)生成することができる、All in One SEO PackのXML サイトマップ機能。その特徴をリストアップしてみました。

All in One SEO PackのXML サイトマップの特徴
  1. RSSサイトマップが作成できる
  2. 更新スケジュールを設定できる
  3. 50,000URLを超える場合のサイトマップファイル分割設定ができる
  4. サイトマップに含める投稿タイプや追加コンテンツを管理できる
  5. 逆に、サイトマップファイルから除外するページやカテゴリー、タグを指定できる
  6. 優先順位や頻度も設定できる

All in One SEO Packプラグインを入れてガッツリSEOの設定、管理をしているブログであれば、このXML サイトマップ機能は無料で使えるので、ぜひやっておくと良いです。

あと、この手のサイトマップファイル管理系のプラグインとして、他にもGoogle XML Sitemapsが有名です。だいたいできることは同じなので、どっちを使ってもOKかと思います。

All in One SEO PackのXML サイトマップ設定の方法

まずはAll In One SEO Packをインストールする必要がありますが、プラグインのインストールから基本的な設定については、以下の関連記事を参考にしてもらえればと思います。

All in One SEO Packの一般設定の使い方とオススメ設定のまとめ – 初心者向け【2019年版】

2019年1月20日

で、XML サイトマップはAll in One SEO Packの一般設定の方ではできません。そのため、WordPress管理画面の左メニュー「All in One SEO」>「機能管理」へ進んで、
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

機能管理のページの中からXML サイトマップの「Active」ボタンをクリックします。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

これでXML サイトマップ機能が使えるようになったので、以下で細かい設定について解説していこうと思います。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

XML サイトマップ

まずはXML サイトマップの基本設定から順に見ていきます。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

RSS サイトマップを作成
RSSフィードを含むRSSサイトマップ(sitemap.rss)を作成します。最初からチェックが入っていませんが、ここはチェックを入れるようにします。

Googleのブログでも、以下のように「クロールを最適化するために、XMLサイトマップとRSS/Atomフィードの両方を使用することをお勧めします」と書かれているので、「RSS サイトマップを作成」にはチェックを入れておくと良いでしょう。

For optimal crawling, we recommend using both XML sitemaps and RSS/Atom feeds. XML sitemaps will give Google information about all of the pages on your site.

https://webmasters.googleblog.com/2014/10/best-practices-for-xml-sitemaps-rssatom.html


更新を予約
GoogleとBingにサイトマップファイルを通知するスケジュールを選びます。ブログの更新頻度を見ながら「予約なし」「毎日」「毎週」「月」の中から選ぶようにしてください。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

毎日ブログを更新するのでしたら「毎日」を選んでおけば良いでしょう。また週に1、2度更新とかだと「毎週」でも良いかな。

一応、記事が公開、更新、削除されると、All in One SEOが自動でGoogleおよびBingにサイトマップファイルを通知するんので、不定期更新ブログの場合は「予約なし」のままでも良いかと思います。


サイトマップインデックスを有効化
最初からチェックが入っていますが、チェックをはずします。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

サイトマップファイルに登録できるURLの上限は50,000です。なので、それを超える記事や画像を抱える巨大サイトの場合は「サイトマップインデックスを有効化」にチェックを入れて、サイトマップファイルを分割するようにします。

が、個人ブログで50,000を超えるケースは稀なので、基本はチェックを外して問題ないかと思います。


サイトマップページあたりの最大投稿数
③の「サイトマップインデックスを有効化」にチェックが入っている場合にのみ、設定が有効になります。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

All in One SEO Packの公式サイトを見ると、検索エンジンがサイトマップをクロールしようとしたときのタイムアウトの問題を回避するため、1,000以下に設定することが推奨されています。

We strongly recommend setting this to no more that 1000 in order to reduce the amount of memory used to generate the sitemap and to avoid any timeout problems when search engines try to crawl your sitemap.

XML Sitemaps Module

なので、もし、この「サイトマップページあたりの最大投稿数」を使うんでしたら、入力する数値は初期値の1,000のままで良いでしょう。


投稿タイプ
タクソノミー
サイトマップファイルに含める投稿タイプやタクソノミーにチェックを入れます。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

まずは投稿タイプですが、「投稿」「固定ページ」「メディア・添付ファイル」の他、STORKのテーマであればカスタム投稿タイプである「ランディングページ」にも最初からチェックが入っています。

ここでのポイントは、「投稿」「固定ページ」「ランディングページ」だけにチェックするという点です。(メディア・添付ファイルはチェック不要)

記事で使う画像やPDFなどのファイルをメディアアップロードしていくと、それら各ファイルごとの専用ページ(メディア・添付ファイルページ)が生成されます。もちろんぺージIDを持っているので、ほっておくと通常の投稿や固定ページと同じようにGoogleにインデックスされていきます。

ただ、このメディア・添付ファイルページのコンテンツと言えば、アップロードされた「画像(やPDFファイル)」しかないので、SEO上まったく必要ではありません。

ということで、Googleからマイナス評価とならないように、サイトマップファイルには含めないようにしておくことをオススメします。


次にタクソノミーは、最初から「カテゴリー」「タグ」「フォーマット」にチェックが入っていますが、これも「カテゴリー」「タグ」だけチェックしておけばOKです。

過去のGoogle XML Sitemapsプラグインのまとめ記事でも少し触れましたが、タグに(SEO上)重要な意味を持たないブログだと、ここは「カテゴリー」だけにチェックする形で良いかもしれません。

「(SEO上)重要な意味を持たない」とは、例えばカテゴリとタグが重複して使われているような場合のことです。


日別アーカイブページを含める
投稿者ページを含める
画像を除外
この3つはチェック不要です。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

サイトマップを動的に生成
上記図のように、ここはチェックを入れておくようします。

追加ページ

WordPressで管理していないコンテンツが別に存在していれば、ここにその追加ページを登録していくことができます。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

ページ URL、ページ優先度、ページ頻度、最終更新日のすべての値を入力、選択して「URLを追加」ボタンをクリックします。

URLが複数ある場合は、「URLを追加」ボタンをクリックから各フィールドを編集し、再度「URLを追加」クリック…を繰り返します。

All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

除外項目

サイトマップから除外したいタクソノミーを指定します。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

除外単語
「単語」と書かれていますが、実際はカテゴリー、タグ、タクソノミーです。

除外単語のテキストフィールドをクリックすると、登録されているカテゴリーやタグを選べるようになります。
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除外ページ
こちらは、サイトマップファイルに含めたくないページをID(複数ある場合はカンマ区切り)で指定します。
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優先順位・頻度

最後に、投稿タイプやページ、タクソノミーの各優先順位と頻度を決めます。
All in One SEO PackのXML サイトマップの設定方法から使い方のまとめ【2019年版】

上の基本設定の中で「サイトマップを動的に生成」にチェックを入れている場合、サイトマップが変更されると[優先度]と[頻度]が更新されるので、これらはすべて初期値のまま(上書きしない)で問題ありません。

and if you have the Dynamically Generate Sitemap setting checked (which it is by default) then the Priorities and Frequencies will update as the Sitemap changes.

XML Sitemaps Module

サイトマップの更新を毎日、毎週のようにスケジュールを予約していたり、サイトマップを動的に生成する設定なのであれば、優先度や頻度は自動でやってくれるので何もしなくてOKということです。

ページ下部の「サイトマップを更新」ボタンをクリックして、All in One SEO PackのXML サイトマップの設定は完了です。

All in One SEO PackのXML サイトマップ設定のポイントとまとめ

最後に、All in One SEO PackプラグインのXML サイトマップでできることのまとめと設定のポイントを以下に挙げておきます。

  1. RSSサイトマップが作成できるのでチェックしておく
  2. 更新スケジュールは、ブログに合わせて「予約なし」「毎日」「毎週」「月」から選ぶようにする
  3. 特に個人ブログの場合だと、「サイトマップインデックスを有効化」はチェック不要
  4. サイトマップに含める投稿タイプやタクソノミーを選ぶ。
    (投稿タイプの中では「メディア、添付ファイル」はチェック不要
  5. 「日別アーカイブページを含める」「投稿者ページを含める」「画像を除外」はチェック不要
  6. 「サイトマップを動的に生成」はチェックを入れておきましょう
  7. 追加コンテンツや除外カテゴリー、ページがあれば適宜設定しましょう
  8. サイトマップを動的に生成するので、優先順位や頻度の設定は不要です

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理由は以下の記事でまとめています。

【STORK】有料テーマ購入を迷う人にストークをオススメする7つの理由2021年版

2019年6月1日

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