今回は、All in One SEO Packのモジュールの1つである「悪意あるボットのブロッカー」の使い方を紹介した記事です。
Googleなどの検索エンジンのものとは別に、ブログへの攻撃を目的としてやってくるボットというのが数多く存在します。そのような悪質なボットをブロックできるのがこの機能の特徴です。
使い方もとてもシンプルなので、All in One SEO Packプラグインユーザーは、是非使っておいた方がよいモジュールではないかと思います。
目次
悪意あるボットのブロッカー機能を使うために
ほかのモジュールと同じように、まずは以下の関連記事の手順でAll in One SEO Packのプラグインをインストールします。
All in One SEO Packをインストールしたら有効化し、「機能管理」へ進みます。
悪意あるボットのブロッカーの「Active」ボタンをクリックし、
設定ページまで移動します。
All in One SEO Packの悪意あるボットのブロッカーの使い方
「悪意あるボットのブロッカー」機能でできること(チェックポイント)は以下の4つです。
- HTTP を利用した悪質なボットをブロック
- HTTP を利用したリファラスパムをブロック
- ブロックされたボットを追跡
- カスタムブロックリストを使用
先に、どこにチェックを入れておけばいいか?の答えから紹介しておくと、
「HTTP を利用した悪質なボットをブロック」
「HTTP を利用したリファラスパムをブロック」
この2つです。
悪意あるボットのブロッカーの設定について
各設定項目をもう少し掘り下げて解説していきます。
①HTTP を利用した悪質なボットをブロック
ブログへアクセスを集中させ「503エラー」を引き起こすことが目的のボットが存在します。ここにチェックを入れることで、そのような悪質なボットをブロックできるようになります。
②HTTP を利用したリファラスパムをブロック
最近急増している「リファラスパム」をブロックする機能です。リファラスパムとは、アクセス元を確認しようとする人をスパムサイトへ誘導するという、WEB担当者泣かせの非常に悪質なスパムで、これも是非ブロック(チェック)しておくと良いでしょう。
③ブロックされたボットを追跡
ブロックされたボットのログを確認できる機能です。
ちなみに、過去どんなボットが引っかかったのかと言うと、一例ですがこんな感じです。
User-agent: AhrefsBot(softlayer.com)
User-agent: DotBot
・・・
スパムかどうかよく分からないものも含まれてますね。。。
とりあえず気持ち悪いので巡回を拒否したいって場合は、All in One SEOの無料モジュールの1つであるRobots.txtを編集して、ユーザーエージェントごとに拒否設定していくと良いででしょう。
例として、AhrefsBotを拒否する場合はこんな感じです。
Disallow: /
④カスタムブロックリストを使用
使いどころとしては、ネットではスパムボットだと認定されていながら、ブロックされたボットログに含まれていないものがあれば、このカスタムブロックリストに追加していくと良いでしょう。
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All in One SEO Packの悪意あるボットのブロッカーのまとめ
繰り返しになりますが、悪意あるボットのブロッカーの設定については、以下のポイントをチェックしておけば良いでしょう。
- 「HTTP を利用した悪質なボットをブロック」にチェック
- 「HTTP を利用したリファラスパムをブロック」にチェック
- ログの追跡は、都度Robots.txtでの巡回設定をするのであれば、チェックしても良いでしょう。
ただ、どこにログファイルがたまって、どうすればログファイルを消すことができるのか?が、わたしも未だによく分かっていないため、個人的にはチェックしなくてもいいかな〜と思っています。