iPhone版モバイルSuicaからクレジットカードでチャージする2つの方法まとめ

前回、前々回の記事で、JR西日本エリアである大阪府内の改札でもモバイルSuicaが使えるのかの解説や、モバイルアプリによるSuica新規発行の手順について紹介しましたが、

今回はiPhone版のモバイルSuicaでクレジットカードからチャージをする方法をまとめていきたいと思います。

iPhoneでモバイルSuicaを新規発行してApple Payにも登録する方法のまとめ

2019年11月20日

モバイルSuicaのチャージについて

モバイルSuicaのチャージ方法は「現金」と「クレジットカード」の2パターンあります。

クレジットカードだと手軽にスマホでチャージできるので、「残高が不足したので急ぎチャージしたい!」なんてときに便利です。

手段 チャージできる場所/方法
現金 Suica(交通系ICカード)の使えるコンビニ
セブン銀行ATM(一部を除く)
JR東日本のモバイル端末対応Suicaチャージ専用機
クレジットカード Suicaアプリ(Suicaに登録したクレカ)
Walletアプリ(Apple Payに登録されたカード)

また、クレジットカードによるチャージにも「Suicaアプリ」と、「Walletアプリ(iPhone)」の2通りのやり方があるので、以下でそれらの違いを見ていきましょう。

SuicaアプリとWalletアプリの違いについて

どちらのアプリでチャージすれば良いのか?ですが、それぞれのアプリでできること&できないことなどを把握した上で、うまく使い分けしていくと良いでしょう。

Suicaにはオートチャージ、Walletアプリにはリマインダー機能がある

JR東日本が発行するビューカードをSuicaアプリと紐づけることで、残高が足りなくなったときに便利な「オートチャージ」を利用することができます。

ただ、オートチャージが使えるエリアは限定されている(首都圏・新潟・仙台の各Suica/PASMOエリアのみ)ため、エリア対象外の人やビューカードを持っていない人
は、残高が足りなくなれば手動でチャージする必要が出てきます。

Walletアプリにはオートチャージ機能がない分、指定の残高を下回ったときに通知を飛ばしてくれる「リマインダー機能」が使えます。

Suicaで残高が少なくなった時に通知する方法(iPhoneのリマインダー設定方法)

2020年1月14日
オートチャージの注意点
オートチャージとは、Suicaの残高が不足していても改札を通るときに、指定の金額を自動でチャージできる機能です。

首都圏では当たり前のように使っている(と思われる)このオートチャージですが、大阪、京都、神戸などJR西日本エリアには対応していないので、残高不足の状態のまま改札をとおることができません。

チャージできるカードのブランド、種類についても見ておこう

あと、Suicaアプリでチャージに使えるカードは1種類だけですが、Walletアプリには複数のクレカを登録でき、その中からSuicaにチャージするカードを選ぶことができます。

ただし、国内発行のVisaは、WalletアプリからSuicaへのチャージが非対応であるため、直接Suicaアプリに紐つけてチャージする必要があります。

チャージ ブランド Suicaへのチャージ
Walletアプリ Visa ×
Mastercard
Amex
Suicaアプリ Visa
Mastercard
Amex

チャージ金額を細かく設定したいのであれば、Walletアプリがオススメ

Suicaのチャージ金額は500円から1,000円、2,000円…と1,000円刻みで10,000円まで選択肢が用意されており、その中からチャージしたい金額を選びます。

Walletアプリにもチャージ金額の選択肢はありますが、たとえば1,500円などの金額を打ち込んでチャージできるので、細かく金額を指定したいのであてばWalletアプリの方が良いかもですね。

モバイルSuicaのチャージ金額の上限も把握しておこう

ただ、モバイルSuicaは無制限にチャージできるわけではなく、上限が決まっています。

  • 1回の入金(チャージ)額は、500円単位で10,000円まで指定できる。
  • 入金(チャージ)上限額はスマホ内の残額とあわせて20,000円

なので、通勤などの交通費がけっこうかかる人で、オートチャージを利用しない(または、できないエリア)のであれば、残高リマインダーが使えるWalletアプリを使うと良いかもしれないですね。

iPhone版モバイルSuicaでチャージする方法(図説)

さて、ここからはSuicaアプリとWalletアプリのそれぞれのアプリで、チャージする方法をまとめていきます。(※iPhone版での手順です。)

Suicaアプリでチャージ

Suicaアプリを起動して入金(チャージ)ボタンをタップします。
iPhone版モバイルSuicaからクレジットカードでチャージする2つの方法まとめ

続いてチャージする金額を選びます。

支払い方法は、左側の登録カードのボタンをタップします。

問題なければ入金(チャージ)をタップします。

処理に時間がかかる場合がありますが、しばらく待つとチャージが完了します。

Walletアプリでチャージする方法

続いて、iPhoneのWalletアプリでチャージする方法です。

Walletを起動してSuicaを選び、残高横の「チャージ」ボタンをタップします。

2,000円や5,000円のようなチャージ金額を選ぶこともできますし、
1,500円のように金額を打ち込んでもOKです。

最後に、画面右上の「追加する」ボタンをタップします。

支払いに使うカードを選べますので、現在設定されているクレカを変更したい場合はカードのリンクをタップして、

チャージに使いたいクレカを選んで戻り、

問題なければ、サイドボタンをダブルクリックして決済完了です。

先ほどチャージした金額が反映されていることを確認します。

SuicaアプリでもApple Pay払いを選べます

Suicaアプリでチャージしたい金額を選んだら、Suicaに登録したカードかApple Payでの支払いかのどちらか選ぶことができます。

Apple Payを選ぶと、上のWalletアプリで紹介したような複数のカードの中から、チャージに使いたいカードを選べます。

あとは、Walletアプリと同じ手順です。

もし、モバイルSuicaへのチャージが反映されない場合は?

以下のヘルプページも参考に原因を確認してみましょう。

残額反映に時間がかかっていることが原因、というのが多そうですが、いつまで経っても反映されない場合は、Suicaの会員ページでSF利用履歴を確認してみましょう。

ここの履歴が更新されていないと、スマホでのチャージ自体ができていなかった可能性があります。その場合、モバイルSuicaで500円など少額チャージで再チャレンジしてみて、問題なくチャージできることが確認できたら、希望の金額を再チャージするなどすると良いでしょう。


今回は、iPhone版のモバイルSuicaでクレジットカードによるチャージの具体的なやり方を解説してきました。

「モバイルsuicaのチャージでポイントがたまるのか?」
「モバイルsuicaのチャージにおトクなクレジットカードは何か?」

などについては、以下の関連記事でもまとめていますので、是非こちらもチェックしてもらえればと思います★

モバイルSuicaのチャージがおトクなクレジットカードまとめ

2020年1月5日

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

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