先日の記事では、リクルートスーツのレンタルが可能なショップを価格からレンタル期間、取り扱いサイズなどから中心に徹底比較しています。
しかし、「スーツレンタルってどうやって注文するの?」とか「どのようなところに注意してレンタルすればいいの?」と思う人も多いかもしれませんので、今回は、いくつかのレンタル業者さんを比較しながら、レンタルスーツを借りる際のポイント、スーツをレンタルするメリット・デメリットをまとめています。
目次
就活スーツのレンタル方法
まずは基本的なレンタルの流れについてご紹介します。
無料でリクルートスーツをレンタルできるカリクルを除き、他の多くのレンタル業者さんはオンラインショップを持っていますので、以下の流れでインターネットから注文することになります。
②サイズを選ぶ
③オプションを選ぶ(パンプス、バッグ、ブラウス、保証パックの有無など)
④レンタル期間を選ぶ
⑤利用月日を選ぶ
⑥決済方法を選ぶ(カード、銀行振込、代引きなど)
⑦レンタル注文完了
⑧商品が届く
⑨利用する
⑩利用後(レンタル期間終了時)は着払いで返却
スーツレンタル業者さんの特徴と比較
先日の記事では業者さん別の比較をしていますが、今回も同じ業者さんをベースに各店舗の特徴などをみていきましょう。
スーツレンタル業者さん比較表
レンタル料 | サイズ | レンタル期間 | |
---|---|---|---|
カリクル | 無料 | 採寸会に参加して自分に合ったサイズを選択 | 就活が終わる入社月の月末まで |
スーツレンタル.com | 4,800円〜 | 7号、9号、11号、13号、15号 | 3白4日、6白7日 |
れんか | 4,800円〜 | 5号、7号、9号、11号、13号、15号、17号、19号、21号、23号、26号、30号、34号、38号 | 3白4日 |
ワンポイント | 4,800円〜 | 5号、7号、9号、11号、13号、15号、17号、19号、21号、23号 | 3白4日、6泊7日、13泊14日、30泊31日 |
レンタル料
カリクルを除き、各社ともセットアップスーツのレンタル料が4,800円〜が相場になっています。
大きいサイズのスーツを扱うお店であれば少し値段が上がったり、バッグやブラウス、パンプスなどもレンタルできるところは一式5,800円〜でのレンタルも可能です。
スーツ単体のレンタル料に店舗ごとに大きな差はなく、後述するレンタル期間やサイズのバリエーション、注文から発送までの日数などをもとに自分に合った業者さんを比較すると良いでしょう。
サイズ
各店舗ともだいたい7号、9号、11号、13号、15号まで共通して取り揃えています。
大きめのサイズを希望するんでしたら「れんか」が良いですね。26号、30号、34号、38号まで取り揃えているので、自分の体型だとなかなかジャストサイズが見つからない…という人でもレンタルできる可能性があります。
レンタル期間
どこも3泊4日が基本です。別途料金で6泊7日や13泊14日など長めのレンタル期間を選べるところがありますが、中でも最長は「ワンポイント」の30泊31日です。しかもレンタル値段はスーツ代+8,000円とかなりリーズナブル。最初から1ヶ月程度の利用と決まっている場合、3泊4日のレンタルサイクルを何度も回すより、30泊31日を利用する方が断然お得になります。
保障パック
「レンタルしたスーツが汚れたり破れてしまった…」という時のために、各店舗とも保障パックを用意しており、スーツレンタル代に加えて保障料を支払うことで、借主側は万一の際のクリーニングや補修代を負担しなくて良いようになっています。
この保障パックの相場はだいたい+1,000円のところが多いですが、最安値は「スーツレンタル.com」で+500円です。とは言え、どこでレンタルしようとも、安心して面接試験に臨むためにも保障パックには入っておくと良いでしょう。
配送について
お店によって「当日発送」「2日以内発送」「3日後の発送か」などの差があります。自分が使いたいタイミングを前もって確定し、余裕を持って早めに注文していくようにしましょう。ちなみに「スーツレンタル.com」は営業日の16時までの注文で当日発送してくれるので、在庫があれば最短でGETできると思います。
なお、配送料金は、後述のスーツ返却時の送料も含めて各社ともお店持ち(北海道、離島、沖縄は除く)の場合が多いです。
試着の有無について
インターネット注文なので試着はできません。
注文後のキャンセルについて
商品発送後のキャンセルは不可です。商品発送前であっても、発送日前日などのキャンセルの場合は全額キャンセル料がかかる可能性があるので、店舗に必ず確認するようにしてください。
返却について
レンタル期間終了後、各社着払いで送ればOKだけです。返却の前のクリーニングも不要です。
就活スーツをレンタルするメリット・デメリットについて
スーツは購入する方が良いか?レンタルする方が良いのか?…これは、どれくらいの期間、または頻度でスーツを着るのかによるので、一概にどっちが正解とは言えません。メリット・デメリット両方あるので、比較しながらレンタルするかどうかを検討すると良いでしょう。
就活スーツをレンタルするデメリット
・他の人にレンタルされていると、欲しいタイミングで利用できない場合あり
・試着できないので、自分にぴったりのサイズがない場合あり
長期戦になると3泊4日のレンタル期間を複数回つないでいくか、30泊31日の長期間レンタルできるところを利用することになると思います。数ヶ月単位で毎日スーツを着ないといけないのでしたら、購入する場合とレンタルする場合とで必ず費用面の比較をしておきましょう。
ちなみに、スーツやバンッグやパンプスなど一式で購入すると、だいたい50,000〜70,000円くらいが相場です。結果的にレンタル料の方が高くついた…となれば本末転倒、というよりショックだよね。。。
また、欲しい時だけ利用できるのがレンタルスーツのメリットとは言え、時期によっては各店舗で在庫がなくて注文できないなんてこともあります。なので、自分の就活スケジュールをきっちり把握した上で、余裕をもってレンタルする必要があります。
あと、試着できないレンタルスーツの場合、自分のサイズにぴったり合うかどうかを見極めるのは難しいです。なので、各店舗の商品ページをよく確認してからレンタル注文することをオススメします。サイズがぴったり合っていないスーツだと、面接時の印象がマイナスに取られる場合もありますので、サイズには気を付けるようにしましょう。
就活スーツをレンタルするメリット
・着たいタイミングでレンタルすることができるので効率的
・いつでもクリーンで綺麗なスーツを着ることができる
稀な例かもしれないけど、基本はオフィスカジュアルの験が中心で、急遽来週スーツで行かなきゃいけない面接が入ったよ…黒のスーツなんて持ってないし > <; なんて場合は、1着スーツを買い足すよりもレンタルする方が断然お得かなと思います。
あとは、2018年からは無料でリクルートレンタルできる「カリクル」というサービスも始まったので、1着目はカリクルで無料レンタル、2着目の予備を他のレンタル業者さんから借りるというやり方も、コストを抑えるのに有効な手かもしれませんね。
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