メルカリではじめて出品するとき、値段決めと同じくらい悩ましいのが「どの発送方法を使うか?」です。
慣れればたいした問題じゃないんだけど、選択肢が多すぎて最初はどれがいいの分からない😭という人も多いんじゃないかと思います。
そこで今回は、メルカリの発送方法とおおよその料金についてのまとめと、メルカリでよく利用される「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の特徴やそれぞれの違いについても解説したいと思います。
目次
メルカリの発送方法について
発送方法の種類と料金
ポストに投函したり、郵便局やコンビニでなにかモノを発送するときと同じイメージです。
普通郵便(定形) | 84〜94円 |
---|---|
普通郵便(定形外) | 120〜1,350円 |
ゆうメール | 180〜360円 |
ゆうパケット | 250〜360円 |
レターパックライト | 370円 |
クリックポスト | 198円 |
宅急便 クロネコヤマト | 変動 |
ゆうパック | 変動 |
※2020年6月時点のラインナップと価格です
しかし、メルカリには発送元とお届け先双方の情報が分からないまま発送できる「匿名配送」が使えます。
これが「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」呼ばれるもので、メルカリでの出品時に「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の発送方法を選ぶことで匿名配送扱いとなります。
らくらくメルカリ便の料金
メルカリ公式サイト
小型サイズ – ネコポス | 195円 |
---|---|
小〜中型サイズ – 宅急便コンパクト | 380円 |
宅急便 | 700〜1,600円 |
※2020年6月時点のラインナップと価格です
ゆうゆうメルカリ便の料金
メルカリ公式サイト
小型サイズ(A4)- ゆうパケット | 175円 |
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ゆうパケットプラス | 375円 |
ゆうパック | 700〜1,000円 |
※2020年6月時点のラインナップと価格です
料金だけみると上記のような違いがありますが、どちらもA4〜100サイズ程度ものまで送ることができるので、服や雑貨、本やインテリア小物、化粧品などを出品されるのあれば、ぜひ利用するとよいでしょう。
匿名配送「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の特徴
- 匿名配送である
- アプリからQRコードを生成するだけで、簡単に発送手続きができる
- 送料は売上金から引かれる(窓口で送料を支払う必要はない)
- 補償もある
- アプリ内でちゃんと配達状況を確認(追跡)できる
匿名配送だから、自分の住所も相手の住所も分からない状態で商品を発送できるというのがいちばんの特徴です。
さらには、発送手続きが超楽であるということ。
「らくらくメルカリ便」も「ゆうゆうメルカリ便」も、どちらもアプリ内でQRコードを生成し、それを郵便局なりコンビニに持っていって専用機にかざすだけでOK。
自動で配送伝票が出力されるので、それを箱に貼るだけで完了です。
あと、「ゆうゆうメルカリ便」は日本郵便が、「らくらくメルカリ便」はヤマトが提供する配送を利用したサービスだから、万一のときの補償もあります。
※具体的な補償内容は日本郵便、ヤマトにご確認ください。
もちろん、配送状況はアプリ内で確認(追跡)できるので、安心して利用することができます。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便の違い
では、この「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の違いについて、もう少し細かい部分について見ていくことにします。
らくらくメルカリ便 | ゆうゆうメルカリ便 | |
---|---|---|
発送場所 | ヤマト営業所、ファミリーマート、セブン-イレブン、宅配便ロッカーPUDO | 郵便局、ローソン |
集荷 | 可能 | − |
受取場所 | 自宅 | 自宅、郵便局、ローソン、ミニストップ、日本郵便の宅配ロッカー「はこぽす」 |
対応サイズ | ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便60〜160サイズ ※宅配便ロッカーPUDOは長辺55cm × 短辺44cm × 高さ37cm以内の商品で利用可能 |
ゆうパケット、ゆうパケットプラス、ゆうパック60〜100サイズ ※はこぽすは長辺54cm × 短辺41cm × 高さ24cm以内の商品で利用可能 |
大きな違いは「発送場所」
先ほども少しふれたとおり、「らくらくメルカリ便」はヤマト、「ゆうゆうメルカリ便」は郵便局での取り扱いになります。
コンビニ大手3社からの発送でも匿名配送を利用できますが、
- 「らくらくメルカリ便」はセブンとファミマ
- 「ゆうゆうメルカリ便」はローソン
という感じで分かれています。
集荷をお願いしたいなら、らくらくメルカリ便
ゆうゆうメルカリ便は日本郵便扱いではあるものの、集荷には対応してないようです。
集荷をお願いしたいなら「らくらくメルカリ便」を選ぶようにしましょう。
ゆうゆうメルカリ便の方が、受取場所の選択肢が多い
いっぽう、購入者さんが商品を受け取るときに、自宅以外の選択肢もあるのが「ゆうゆうメルカリ便」。
郵便局やローソンでの受け取りができるので、購入者さんのことを考えたら「ゆうゆうメルカリ便」で送る方がメリットが大きい感じもしますね。
「らくらくメルカリ便」だと自宅以外の受け取り場所は選べませんが、逆に発送先の選択肢が多いのは「らくらくメルカリ便」であるため、双方の特徴をよく比べた上で選ぶと良いでしょう。
大きなサイズになると、ゆうゆうメルカリ便では対応していない。
どちらもA4〜小型サイズのものだと、料金もほぼ同じでサービス面でもあまり差は感じませんが、「ゆうゆうメルカリ便」での取り扱いサイズは100サイズまでです。
それを超えるたとえば160サイズとかなら、「らくらくメルカリ便」を利用することになります。
ゆうゆうメルカリ便の方が、配達完了までに時間がかかる?
わたしの経験上…ですが、どうも「ゆうゆうメルカリ便」で発送したら、購入者さんに届くまでに最長1週間くらいかかることがあるみたいです。
この件についていろいろ調べていたら、メルカリボックス(掲示板みたいなところ)でも「らくらくメルカリ便のほうが到着早い」ような意見も挙がっていますね。
らくらくメルカリ便のほうが到着早いですね。
金額はゆうゆうメルカリ便のほうが20円安いので、商品の金額が安いときはゆうゆうメルカリ便を使って発送します。
自分が購入側で、急ぎで欲しいときはお値下げ交渉しない代わりに、らくらくメルカリ便で発送して頂けますか?と出品者様に交渉するとほとんどOKしてくれます。
らくらくメルカリ便はクロネコヤマトですので、余程遠くない限り翌日に届きます。https://www.mercari.com/jp/box/q8e0ca6f161113bb9/
お届け先のエリアや取扱いの営業所の事情など諸条件あるので、なんとも言えないところですが、どうしても急ぎ届けたい場合はらくらくメルカリ便を使うか、送料かかってでも別の配送手段をとる方がいいかもしれませんね。
以上、メルカリで使える発送方法と、「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」の特徴や比較についてご紹介しました。
次回以降、メルカリでの取引の流れやおさえておきたいポイントをまとめたいと思いますので、そちらの記事の方もぜひチェックしてみてくださいね★
「ゆうパケットの箱をヤマトやファミマに持ち込んで、ゆうゆうメルカリ便で送りたい!」
…と言っても取り扱ってくれないので、あらかじめこの違いは把握しておくようにしましょう。