2020年2月現在、還元キャンペーン真っ最中ということもあり、今でもまだだまだ目が離せない「キャッシュレス」。
ここでは、楽天のサービスである「楽天ペイ」「楽天Edy」「楽天キャッシュ」「楽天カード」の違いや特徴を徹底比較してみました。
「いったいどれがベストなのか?」については、これらの違いを含めて分かりにくい部分も多いと思いますので、以下の記事を参考にしてもらればと思います★
目次
楽天ペイと楽天Edyと楽天キャッシュと楽天カードの違いについて
今回取り上げる楽天の各種サービスについて、まずがざくっと比較してみます。
楽天Edy | 電子マネー | 決済手段としても利用可能 現金、クレジットカードからチャージできる ポイント還元率はチャージで0.5%、使用で0.5% |
---|---|---|
楽天キャッシュ | チャージして楽天ペイなどと連携して使う | |
楽天ペイ | 決済手段 | ポイント還元率は通常0.5% (楽天カード登録でポイント二重取り可能) |
楽天カード | ポイント還元率は1% |
まとめて一気に比較するとややこしくなるので、今回は「電子マネーとしての違い」と「決済手段としての違い」に分けて、それぞれの特徴やおトクなポイントについて見ていくことにします。
電子マネーとしての違い
電子マネーとして楽天Edyと楽天キャッシュが存在するので、まずはこの2つの違いをほり下げてみていきます。
楽天Edy | 楽天キャッシュ | |
---|---|---|
直接の決済手段 | ○ | × |
使い方 | レジでかざすかオンライン決済で使う | 楽天ペイなどと連携して使う |
チャージ方法 | 現金、クレジットカード(※) | クレジットカード(※) |
ポイント還元率 | チャージ(※)時0.5%+使用時0.5% | チャージ(※)時0.5% |
(※)チャージの際のクレジットカードに楽天カードを使うものとします。
楽天Edyと楽天キャッシュの違いについて
この2つはどちらも電子マネーですが、全くの別物です。
楽天キャッシュはスーパーポイントと同じ括りになるので、
楽天キャッシュの残高(ポイント残高)とEdy残高とは別になります。
楽天Edyと楽天キャッシュの使い方について
楽天Edyの方は、対応店舗で直接の決済手段として使えます。
具体的には、お店のレジでEdyカードやアプリをピッ!とかざせば支払いが完了します。
一方、楽天キャッシュはクレジットカードからチャージして、
楽天ペイでの支払いに当てるなどの使い方ができます。
※Edyと違い、他の決済手段と連携して使うイメージです。
楽天Edyと楽天キャッシュのポイント還元率について
通常、楽天Edyのポイント還元率はチャージ時に0.5%、支払い時に0.5%です。
(200円につき1ポイント)
一方、楽天キャッシュの還元率は、楽天カードからのチャージの時に0.5%(200円につき1ポイント)。楽天ペイと連携して使えば、楽天ペイ支払時に0.5%加算されるので、実質還元率はEdyと変わりません。
ただ、2020年2月現在、キャッシュレス還元キャンペーンをやっている最中なんですが、ここで楽天Edyと楽天キャッシュのポイント還元率に差が出ます。
※詳しくは、決済方法の違いの中で紹介します。
決済手段としての違い
続いて、決済手段としての楽天Edyと楽天ペイ、そして楽天カードの違いを見てみます。
楽天Edy | 楽天ペイ | 楽天カード | |
---|---|---|---|
支払方法 | 先払い | 先払い あと払い |
あと払い |
使い方 | Edyカード スマホアプリ |
スマホアプリ | クレジットカード スマホアプリ |
ポイント還元率 | チャージ(※)時0.5% 使用時0.5% |
チャージ(※)時0.5% 使用時0.5% |
使用時1% |
(※)チャージの際のクレジットカードに楽天カードを使うものとします。
楽天Edyと楽天ペイ、楽天カードの違いについて
楽天Edyの特徴はさきほど解説した通りですが、決済手段としての特徴を挙げると、チャージして使うという点です。つまり「先払い」です。また、今では楽天Edyアプリもあるので、一部のスマホだとEdyカードを持ち歩かなくてもいいようになってきました。
楽天ペイは以下の関連記事にも書いてますが、楽天キャッシュやクレジットカードを紐付けて使うので「先払い」か「あと払い」かを選べるようになっています。
楽天カードはクレジットカードだから「あと払い」です。
Apple PayやGoogle payにカードを登録しておけば、スマホでの支払いもOKですね。
・・・
こんな感じで支払方法には差があるものの、楽天ペイはスマホアプリだし、Edyもクレカも場合によってはアプリとして使えるので、スマホ1台で完結するという共通点もあります。
決済できる対応店舗の違いについて
キャッシュレスとひとくちに言っても、決済手段によっては対応店舗にまだまだ差があります。
現金以外の決済ができるところで一番普及率が高いのは、やはり楽天カードを含めたクレジットカードです。
その次に楽天Edy。
そして今はだいぶ使える店も増えてきたものの、最後に楽天ペイという感じです。
楽天Edyと楽天ペイ、楽天カードのポイント還元率について
楽天Edyはさきほど説明したとおり、楽天カードからのキャッシュ時0.5%+支払時0.5%の合計1%です。
楽天ペイも通常の還元率は支払時0.5%ですが、楽天キャッシュへのチャージに楽天カードを使えば還元率は0.5%のため、合わせると1%です。
楽天カード(クレカ単体で使用)の還元率は1%ですね。
・・・
これだけみると「全部同じ還元率じゃね?」と思うかもしれませんが、2020年2月現在もやっている「キャッシュレス還元キャンペーン」において、ポイント還元率に差が出てきます。
- 楽天カードは「通常1%」+「キャンペーン分2% or 5%」
- 楽天Edyは「キャンペーン分2% or 5%」
- 楽天ペイ+楽天キャッシュだと「一律5%」。楽天ペイ+楽天カードだと「6%」
楽天ペイの方は期間限定ポイントが含まれる場合もあるんだけど、それでも一律というのはとても大きいです。
結局のところ、どれを選べばベストなのか?
シンプルなやつがいい!!!
こんな感じで優先順位は人によってバラバラなので、自分に合った利用の仕方や組み合わせを選ぶのが良いでしょう。
❶多くの場所で使えるのが「クレジットカード」
飲食店やコンビニ、スーパーなど日常生活を送る上でよく利用するお店は、だいたいクレジットカード決済が可能です。
Edyも対応できるところは多いのでまだいいですが、ペイ系サービスとなると「PaypayはOKだけど楽天Payはダメ > <;」というお店はけっこうあります。
「どこのお店で使える?使えない??」を気にすることなく利用できるのが、クレジットカードの大きなメリットと言えるでしょう。
❷ポイントがたまりやすいのは「楽天ペイ+楽天カード」
楽天ペイ公式サイト
キャッシュレス還元キャンペーン中は楽天ペイだけでも一律5%で、さらに楽天カードとの組み合わせると6%です。還元率だけみると断トツでおトクですね。
とはいえ、キャンペーン期間中はEdyやクレカであっても、いつも以上にポイント還元を受けることができるので、今はキャッシュレス払いがアツい!ということには変わりはないです。
❸チャージして使いたいなら「楽天ペイ+楽天キャッシュ」か「楽天Edy」
楽天キャッシュ公式サイト
ただし❷はクレジットカード払い扱いになるので「あと払い」です。
あと払いがイヤで、先にチャージしておきたいという人は「楽天ペイ+楽天キャッシュ」か「楽天Edy」が良いでしょう。
これらの違いは上のところでも解説しましたが、ざっくりまとめるとこんな感じです。
- 楽天キャッシュと楽天Edyは電子マネーの括りではあるけれど、別物である。
- 2020年2月時点、使える店舗はまだまだ楽天Edyの方が多い。
- ポイント還元率を見るなら、キャッシュレス還元キャンペーンの今だと楽天ペイ+楽天キャッシュの方がおトク。
対象店舗か?ポイントか?? どれを取るかでベストな方を選べば良いかと思います。
❹とにかくシンプルな方がいい人は「クレジットカード」か「楽天Edy」
楽天Edy公式サイト
楽天ペイ(や他のペイ系サービス)に馴染めない人や、アプリの使い方に苦戦したり、そもそもキャッシュレスってよく分からないわ…> <;
こんな人は、クレジットカードか楽天Edyによる支払いがいちばんシンプルです。
理由は、レジでカードを出すだけで良いからです。
あと、❶の話とも関連しますが、この2つのカードがあれば大手チェーン店やコンビニなどだいたいのお店でも支払いできるから、「ここでは使えるの?使えないの??」みたないなことは、あまり考えなくてもOKですね。
・・・
こんな感じで使い分けるとよいと思いますので、以下でまとめておきます。
どこでも使いたい! | クレジットカード |
---|---|
より多くのポイントを貯めたい! | 楽天ペイ+楽天カード |
チャージして使う方が安心! | 楽天ペイ+楽天キャッシュ (※キャッシュレス還元キャンペーン中はEdyよりもおトク) |
シンプルなやつが一番いい! | クレジットカード (※キャッシュレス還元キャンペーン中はEdyよりもおトク) |
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!