ラクマに出品した商品が売れたら梱包し、発送手続きに入っていきます。
この辺の大きな流れもメルカリでの出品のときと基本は一緒なんですが、メルカリ出品者が初めてラクマを使う上で注意しないといけないのが「配送方法」です。
具体的には、匿名配送が使える配送方法がメルカリのものと違っていたり、メルカリで使えた梱包サイズが、一部ラクマでは取り扱っていなかったりします。
そこで今回はラクマで使える配送方法と、メルカリとの違いについて解説しますので、今までメルカリでの出品ばかりでラクマはこれから!という方は、とくにチェックしてもらえると嬉しいです★
目次
ラクマで選べる配送方法と配送料金
※ラクマでの取引の全体的な流れや出品方法については、別の記事で解説していますので、そちらをご覧くださいませ。
まずは、ラクマで選べる配送方法とその料金を一覧でまとめます。
| A4サイズより 小さな商品の場合 |
ネコポス | 200円 |
|---|---|---|
| 宅急便コンパクト | 610円~1,160円 | |
| レターパックライト | 370円 | |
| レターパックプラス | 520円 | |
| ゆうパケット | 250円〜360円 | |
| スマートレター | 180円 | |
| クリックポスト | 198円 | |
| ゆうメール | 180円〜360円 | |
| 普通郵便(定形) | 84円/94円 | |
| 普通郵便(定形外) | 120円〜1,350円 | |
| 飛脚メール便 | 168円〜325円 | |
| A4サイズより 大きな商品の場合 |
ヤマト宅急便 | 930円~4,820円 |
| ゆうパック | 810円〜3,160円 | |
| ヤマト便 | エリアによる | |
| 飛脚宅配便 | エリアなどによる |
※2020年7月時点の情報です。
「かんたんラクマパック」について
ラクマ公式サイト
上記でまとめた配送方法のほか、全国どこでも一律の送料で発送できる「かんたんラクマパック」も利用することができます。
- 全国どこでも一律の送料
- 宛名書き不要
- 幅広い対応サイズ
- 配達状況が取引ページで確認できて安心
- 配送トラブルが発生した際には、商品代金などを補償(ラクマあんしん補償:紛失補償)
「かんたんラクマパック」は、日本郵便とヤマト運輸が提供するサービスを使います。メルカリでいう「ゆうゆうメルカリ便」「らくらくメルカリ便」ですね。
「かんたんラクマパック」と「メルカリ便」の違いについて
ラクマもメルカリもだいたい同じようなサービス内容なんですが、微妙に異なります。
メルカリ出品者がはじめてラクマを使う上で、とくに注意しておきたいのが「対応する配送方法」と「匿名配送の適用範囲」です。
配送方法の違い
ラクマ公式サイト
まず、「かんたんラクマパック」で使える配送方法は以下の5種です。
| 日本郵便 | ヤマト運輸 | |
|---|---|---|
| 配送方法 | ゆうパケット ゆうパック |
ネコポス 宅急便コンパクト 宅急便 |
| 対応コンビニ | ローソン | ファミリーマート |
※2020年7月時点の情報です。
メルカリではゆうパケットプラスが使えるのですが、ラクマの「かんたんラクマパック」はゆうパケットプラスに対応してません。
匿名配送の違い
次に「匿名配送」です。
ラクマ公式サイト
匿名配送とは自分と相手の住所と名前が知られないまま、配送できるサービスです。メルカリではヤマトの方も匿名配送が使えたんですが、ラクマだと日本郵便だけが対応しています。
| 日本郵便 | ヤマト運輸 | |
|---|---|---|
| 匿名配送 | あり | なし |
※2020年7月時点の情報です。
その他の違い
他にも「かんたんラクマパック」と「メルカリ便」の違いをまとめるとこんな感じです。
| メルカリ便 | かんたんラクマ パック |
|
|---|---|---|
| ヤマト宅急便 利用時の商品代金 |
1,000円以上 | 1,555円以上 |
| ヤマト宅急便の 集荷サービス |
○ (別途費用) |
× |
| 受取場所の指定 | ○ | × |
両社の違いが把握できていれば大きな問題もないんですが、メルカリに慣れている出品者が、初めてラクマで配送方法を決めようとした時に、この辺の違いでちょっと戸惑うこともであるかもしれません。
「かんたんラクマパック」を使うメリット

宛名書き不要という手軽さはもずせないですが、「紛失補償あり」というのはとても大きなポイントです。
たとえば本などの薄い商品、アクセサリー雑貨などの小さい商品は、レターパックや普通郵便などでも送ることができるんですが、もしも配送途中で紛失などがおこった場合…こちらでは対処のしようがないです。
「かんたんラクマパック」だと、商品によっては送料が高くなることもありますが、そういった万一の事態が起こっても安心だから、わたしはなるべくラクマパックを使うようにしています。
メルカリとラクマで同じ配送方法を使いたい
メルカリもラクマもどちらにも出品して「メルカリ便」と「かんたんラクマパック」で同じ配送方法を使いたいという場合は、出品サイズ別に以下のように配送方法を決めておけばいいかと思います。
| 小さいサイズの商品 | ヤマトのネコポス 日本郵便のゆうパケット |
|---|---|
| やや大きめ(中型)の商品 | ヤマトの宅急便コンパクト 日本郵便のゆうパック |
| 大きめの商品 | ヤマトの宅急便 |
コンビニで売っている梱包資材をメルカリとラクマで共有するか、メルカリ公式サイトで売っている梱包材をラクマでも使うなどすれば、どちらのフリマで売れても対応できます。
※なお、事前に準備しておきたい梱包資材や、メルカリの箱をラクマの配送で使って良いかどうか?などについては、以下の関連記事で紹介しますので、合わせてチェックしてみてくださいね★
以上、ラクマで選べる配送方法とメルカリとの違いをまとめてきました。
商品が売れた後の具体的な発送手続きの流れ、やり方は別の記事でまとめますので、こちらもぜひ参考にしてもらえればと思います★



















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