2022年11月、Zaifの暗号資産FXにIFD注文とIFD-OCO注文が追加されました。
今回は、仮想通貨投資初心者さん向けに、IFD注文とIFD-OCO注文とは何か?具体的にはどうやって注文すればいいのか?について解説します。
今回はその1回目、IFD注文です。
「これから始めてみたい!」「気になる!」「どうやればいいの??」と思っている方は、ぜひチェックしてみてくださいね😊
それではいっきましょう❗️
目次
IFDとIFD-OCOって何?違いは??Zaif暗号資産FXの注文方法まとめ
まずはZaifの暗号資産FXの
注文方法の違いを表にまとめました。
成行 | 現在のレートで新規注文 |
---|---|
指値 | レートを指定して新規注文 |
IFD | レートを指定して新規注文+決済(利確または損切)を同時に入れる |
IFD-OCO | レートを指定して新規注文+決済(利確と損切)を同時に入れる |
成行、指値は過去の記事でも紹介しましたので、詳しくは以下の記事もチェックしてください。
ここからはIFD注文について解説していきます。
IFD注文
新規注文と決済(利確または損切)を同時に入れることができる注文法です。
「? どういうこと??」と思う方もいると思うので、BTCを買う例で図説していきます。
新規注文
Zaifにログイン後、サービスメニューから暗号資産FXページに進み、
新規注文を入れましょう。
新規注文内容はこのような感じです。
❶注文方法 | IFD |
---|---|
❷銘柄 | BTC買い |
❸新規執行条件 | 指値 |
❹新規注文価格 | 2351230 |
IFD注文と成行や指値注文との違い
ここまでの新規注文内容を解説すると、
1BTCの価格が2351230まで下がれば
自動で「買い」注文を入れるというもの。
成行注文だと、
1BCT=2351230に下がるまで待ってから、
自分で注文ボタンをポチらないといけないけど、
IFD注文なら指定の価格で勝手に買ってくれます。
でも、これだけなら
単なる指値注文と同じですよね??
指値注文と違い、IFDなら新規と同時に
2つ目の注文である決済価格も指定できます。
それが、以下の❺決済執行条件と❻決済注文価格です。
ややこしいんだけど、今回の注文だと
指値:利確
逆指値:損切り
という意味になります。
指値で決済注文
最初に指値(利確)の決済注文を入れてみましょう。
ここまでの注文内容をまとめると以下のようになります。
❶注文方法 | IFD |
---|---|
❷銘柄 | BTC買い |
❸新規執行条件 | 指値 |
❹新規注文価格 | 2351230 |
❺決済執行条件 | 指値 |
❻決済注文価格 | 2354060 |
問題なければ注文内容の確認に進むボタンをタップして、
内容確認後に確定ボタンをタップします。
これにて注文完了です。
このあとどうなるか?の流れは以下のとおり。
- 1BTC=2351230まで下がれば、1つ目の注文(指値=買い)が入る
- 1BTC=2354060まで上がれば、2つ目の注文(指値=売り)が入る
- 利益確定(利確)
*取引履歴画面を見る方法はあとの項で解説します。
逆指値で決済注文
今度は逆指値(損切り)で決済してみましょう。
❶注文方法 | IFD |
---|---|
❷銘柄 | BTC買い |
❸新規執行条件 | 指値 |
❹新規注文価格 | 2351230 |
❺決済執行条件 | 逆指値 |
❻決済注文価格 | 2353000 |
同じく、こちらも以下の流れで進みます。
- 1BTC=2356237まで下がれば、1つ目の注文(指値=買い)が入る
- 1BTC=2353000までさらに下がれば、2つ目の注文(逆指値=売り)が入る
- 損切り確定(マイナス)
あとはどこで利確するかを決め、ポジションを消化するようにします。
IFD注文のポイント
従来の指値注文に加えて、決済注文もできる点が大きな魅力。
損切りラインを決めておきつつ、安全に利益を伸ばしたいと思う方には、便利な注文法じゃないでしょうか。
逆に、指値で注文する場合は損切りに気をつけましょう。
どこで損切りするかをあらかじめ決めて
トレードする方がいいです。
IFD注文の一覧と取引履歴の確認
今回紹介した手順でおこなった注文は、暗号資産FX画面チャートの右上注文一覧取引履歴の各リンクからそれぞれ確認できます。
注文一覧は、まだ指値に達していない注文です。
現物取引でいう未約定注文ですね。
取引履歴は、決済まで完了した注文リストです。
・・・
今回の解説はここまでです。
なんとなくIFD注文のイメージがつかめましたでしょうか?
次の記事では、もう1つのIFD-OCO注文を紹介します。
今回のIFDより、少し画面がややこしくなるけど、記事を読んでもらえばスムーズに注文できると思います😊
以前も解説したとおり、FXは新規と決済の2つの注文で1セットです。
ここでは新規を1つ目、決済を2つ目として考えます。