- 暗号資産FXってなに?
- 取引所の板取引や販売と何が違うの?
- 暗号資産FXと現物取引との違いが何か?が分かります。
今日から暗号資産FXの特徴を2回に分けて解説します。
今回は「現物取引と違い」についてです。
*他の特徴やFXのリスクについては、別記事で紹介していますので、合わせて参考にしてみてください。
*また、どこの取引所も仮想通貨FXのことを「暗号資産FX」と呼んでいるので、この記事でも暗号資産FXで表記を統一します。
それではいっきましょう❗️
目次
暗号資産FXと現物取引の3つの違い
暗号資産FXと現物取引にはさまざまな違いがあります。
- 「売り」から入れる
- 下落相場でも利益を狙いやすい
- レバレッジ取引ができる
まずはこの違いから解説します。
「売り」から入れる
これが現物取引との大きな違いです。
現物トレードで仮想通貨を売ろうとすると、あらかじめBTCなどを持っておかないといけませんよね。
でないと、板に注文を出せない。
でも、FXだと手元に仮想通貨がなくても、売り注文が出せちゃいます。
「どういうことか?」
例えば、1BTC=300万の時に仮想通貨を売りたくても手元にBTCがなければ売れません。
290万の時に買って1BT売れば、10万円の利益になりますが、もし310万円の時に買って売れば損失が出ます。
現物取引とはその名の通り、仮想通貨そのものを買ったり売ったりします。
わかりやすいですね。
一方、FXは取引所や証券会社などとのあいだで仮想通貨売買の「約束」をするイメージです。
具体的には
このように、売りから入っても
思い通り相場が動けば利益になります。
…が、そうは上手くことが進まないのがFX。
いまBTC買ったら、わたし損しちゃいます😭
買い戻すお金がありません😭
こんな損失のリスクも大いにあるので、あらかじめFXのリスクは十分理解しておかねばなりません。
下落相場でも利益を狙いやすい
現物取引は価格が下がってから買い、上がってから売るのが基本です。
でないと、なかなか利益は出すことができませんね。
(その意味では、今の仮想通貨の下降相場はガマンの時…)
しかし、売りから入れるFXは、今の下降の波にうまくれ乗れれば、その分だけ利益を伸ばすこともできます。
もちろん、FXは買いからも入れるので、
- 上昇トレンドだと買い
- 下降トレンドだと売り
このように、どちらのトレンドでも立ち回ることができます。
レバレッジ取引ができる
レバレッジとは「てこの原理」という意味。
現物取引は、手持ちの資金分しか仮想通貨を買えないけど、レバレッジ取引ではそれ以上のお金を動かすことができます。
小さな力で大きなものを動かすことができる。
これがレバレッジ取引の大きな魅力です。
「暗号資産FX」も「レバレッジ取引」も基本的にはみんな同じですね。
大きな違いはありません。
また、このレバレッジは取引所やFX会社によって2倍、5倍、25倍のような倍率が設定されています。
この倍率で、動かせるお金が変わってきます。
為替だと国内は25倍。海外だと888倍とかあるけど、暗号資産FXの場合、国内取引所はどこも最大2倍。
最後にこのレバレッジ。
小資金でも勝てば利益が大きくなる反面、当たり前だけど負ければ損失額もデカくなります。
先に説明した「売りから入る」と同じで、リスクをきちんと理解しておく必要がありますね。
・・・
今日は暗号資産FXの中でも、現物取引との違いを解説しました。
その他の特徴やおすすめの取引所については以下の記事も合わせてチェックしてくださいね😀