どちらがお得?Gtaxとクリプタクトを料金サービスから比較(2023年2月版)

  • Gtaxとクリプタクトどっちがお得なの?
  • 料金やサービス、使い方に大きな違いはありますか?
  • 初めて確定申告するんですが、Gtaxとクリプタクトのどちらを使えばいい?
  • この記事では、「仮想通貨を始めたばかりで確定申告どうしよう…」でお悩みの初心者さんの疑問にお答えします。

今回はGtaxとクリプタクトの比較記事です。

主に料金プランや機能・サービス面を比べてみて、
「自分はどのプランに該当するのか?」
「年間いくら費用がかかるのか?」「無料でできないのか?」
「同じ条件ならGtaxとクリプタクトのどっちがお得?」

その辺りをまとめています。

プラン選びで迷っている方や、少しでもお得な方を契約したいと思っている方は、ぜひ参考にしてしてくださいね。

それではいっきましょう❗️

Gtaxとクリプタクトの料金比較

GtaxとCryptactの料金比較

まずは各社の料金プランを比べてみます。

●クリプタクト(cryptact)料金表

プラン年額
税込
年間
取引件数
主な機能
無料0円50件まで国内取引所の自動対応
お試しプラン8,800円500件まで国内取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
データ保持
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量50MB
帳票の詳細設定
ライトプラン19,800円5,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
データ保持
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量80MB
帳票の詳細設定
スタンダード
プラン
33,000円50,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量80MB
帳票の詳細設定
アドバンスプラン55,000円1,000,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
DeFi取引の自動対応
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量100MB
帳票の詳細設定
プレミアムプラン110,000円5,000,000件まで国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
DeFi取引の自動対応
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量200MB
帳票の詳細設定
億り人プラン220,000円5,000,0001件超国内取引所の自動対応
海外取引所の自動対応
カスタム取引・取引編集
カスタム取引のサブカテゴリー利用
DeFi取引の自動対応
データ保持
法人評価損益対応
取引履歴一覧ダウンロード
1回のファイル容量200MB
帳票の詳細設定

※2023年1月時点の情報です

料金プラン | 仮想通貨の損益計算・確定申告ツールならクリプタクト

●Gtax料金表

プラン費用
税込
年間
取引件数
主な機能
フリープラン0円100件まで国内取引所データ対応
ミニマムプラン8,250円300件まで国内取引所データ対応
ライトプラン16,500円1,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応
ベーシックプラン33,000円30,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応
プレミアムプラン55,000円500,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応

※2023年1月時点の情報です

料金プラン|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax | 仮想通貨の確定申告をシンプルに

特定の条件なら無料で使える…が、しかし!?

特定の条件なら無料で使える

いちおう、両社ともに無料プランが用意されています。

ただし、無料で使うには取引件数と利用取引所の条件が以下のとおりマッチしている必要があります。

取引件数 取引所
クリプタクト 50件まで 国内取引所のみ
Gtax 100件まで 国内取引所のみ

取引件数はクリプタクトは50件、Gtaxは100件なので、もし昨年の件数が80件であればGtaxなら無料、クリプタクトは有料プランになります。

「取引件数が30件しかないよ」という方ならどちらのサービスも無料で計算できるけど、国内取引所のみ対応なのでその点、注意してください。

ただ、クリプタクトは無料で計算はできるけど、データ保存と損益結果のダウンロードができないので、これからずっと継続して使うなら有料プラン以上は必須です。

一方、Gtaxは無料版でもデータ保存とダウンロードはできるので、国内取引所のみ利用で、取引件数100件未満なら、Gtaxの方がお得ということです。

料金比較のポイントは「取引件数」と「利用取引所」

料金比較のポイントは「取引件数」と「利用取引所」

さっきの無料版の解説でも触れましたが、料金比較で重要なポイントは以下の2点です。

料金比較のポイント
  • 取引件数がいくらあるか?
  • 国内取引所だけでなく、海外取引所やDeFiもやっているかどうか?

取引件数とは文字どおり、仮想通貨の売買を何回やったか?の記録のこと。

各取引所で取引履歴一覧が見れるので、利用している取引所すべての件数を足します。

その結果で、プランは変わります。

また、その利用している取引所もコインチェックやZaifなどの国内だけか?あるいはバインナンスやOKXなど海外取引所も含むか?で、さらにプランは変わります。

もっと細かくいうと、DeFiやステーキングなどもやっているかどうかでさらにプランは違っています。

取引件数「300件」と「500件」と「1,000件」の壁

両社の料金表を見比べると分かると思いますが、取引件数300件までならGtaxはミニマムプラン、クリプタクトならお試しプランです。

取引件数300件まで 料金
クリプタクト お試しプラン 8,800円
Gtax ミニマムプラン 8,250円

この300件未満の条件ならGtaxの方が、クリプタクトよりも550円ほど安くてお得です。


次に、取引件数が301件から500件の間だと、Gtaxがライトプランに上がってしまうのに対し、クリプタクトはまだお試しプランのままです。

取引件数
301〜500件
料金
クリプタクト お試しプラン 8,800円
Gtax ライトプラン 16,500円

これだと、Gtaxの方が2倍近い費用負担になりますね。
クリプタクトの方が圧倒的にお得です。


また、取引件数が千件単位になると、Gtaxはベーシックプランが確定する一方、クリプタクトは5,000件までならライトプランの範囲内です。

取引件数
1,001件〜5,000件
料金
クリプタクト ライトプラン 19,800円
Gtax ベーシックプラン 33,000円

たとえば年間の取引件数が2,000件だった場合、Gtaxは33,000円、クリプタクトが19,800円と13,000円以上の差が出てくるという訳。

これもクリプタクトの方がお得ですね。


で、クリプタクトも5,001件以上だと33,000円のプランになるので、ここでようやくGtaxと同じ料金に落ち着きます。

昨年、仮想通貨投資を始めたばかりの方だと、
年間どれくらい数を取引したのか?は
計算してみないと分からないと思いますが、

とりあえず300件と500件と1,000件が区切り
と覚えておいてくださいね😊

国内のみか?海外取引所も使っているか?

海外取引所をつかっていればクリプタクトもGtaxもライトプランです。

海外取引所
利用時のプラン
料金
クリプタクト ライトプラン〜 19,800円〜
Gtax ライトプラン〜 16,500円〜

ただし、同じライトプランという名前でも、クリプタクトは19,800円、Gtaxは16,500円と金額に大きな差があります。

また、さっきも解説したとおり、ライトプランの取引件数を見てもGtaxは1,000件まで、クリプタクトは5,000件までと大きな違いがあります。

なので、国内と海外の両方の取引所を使っている場合、取引件数が1,000件未満かどうかで見るようにしてください。

DeFiもやっているか?

最後のポイントはコレ。

DeFiをやっていれば、クリプタクトは無条件でアドバンスプラン以上が確定です。

つまり年間55,000税込は最低かかる。

DeFiの利用 料金
クリプタクト アドバンスプラン〜 55,000円〜
Gtax ライトプラン〜 16,500円〜

Gtaxはだと16,500円のライトプランからでもDeFiには対応しているようです。

これまた件数との兼ね合いになるのだが料金だけ見てもGtaxの方が圧倒的にお得です。

DeFi取引登録機能の使い方|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax

料金比較のポイントのまとめ

料金比較のポイントのまとめ

ここまでの内容をまとめます。

国内取引所で積立、販売、現物トレードだけやっている場合

取引件数300件未満なら、Gatxがお得。

取引件数 最適プラン 料金
100件未満 Gtaxのフリープラン 無料
101〜300件 Gtaxのミニマムプラン 8,250円

それ以上は、件数によりお得なサービスが変わるので、以下の表と照らし合わせてみてください。

取引件数 最適プラン 料金
301〜500件 クリプタクトのお試しプラン 8,800円
501〜1,000件 Gtaxのライトプラン 16,500円
1,001〜5,000件 クリプタクトのライトプラン 19,800円

*あくまで目安です。

海外取引所もやっている場合

こちらも取引件数が重要で、
1,000件未満の場合はGatxがお得

条件 適応プラン 料金
海外取引所利用+
取引件数1,000件未満
Gtaxのライトプラン 16,500円
海外取引所利用+
取引件数1,001件以上
クリプタクトのライトプラン 19,800円

DeFiもやっている場合

同じく取引件数が重要。
1,000件未満の場合はGatxが圧倒的にお得

取引件数1,000件未満 適応プラン 料金
Gtax ライトプラン 16,500円
クリプタクト アドバンスプラン 55,000円

まとめると…

昨年仮想通貨をはじめた方で、取引件数も少なく、コインチェックなどの国内取引所だけを使っているなら、全体的にGtaxを使うとお得になるかなと思います。

あと、年間の取引件数が50万件を超えるとGtax個人版のサービスでは計算ができないので、その規模の取引量になるとクリプタクト一択です。

仮想通貨の損益計算ソフト Gtax

Gtaxとクリプタクトの機能サービス比較

Gtaxとクリプタクトの機能サービス比較

次に、両社の機能や使い勝手、サービス面での比較をしてみます。

Gtaxやクリプタクトでできることは、基本的にほぼ同じ

ただ、Gtaxもクリプタクトも、どちらもできることはほぼ同じです。

Gtaxやクリプタクトでできること
  • 取引所からダウンロードしたCSVをアップロード
  • 金額のズレや不明な取引があれば修正(補正機能あり)
  • 自動計算で損益確定

で、どちらも高額プランになればなるほど以下のようなサービスや機能が利用できます。

👉海外取引所データ対応
👉DeFi取引
👉エアドロップ、ICO、マイニングも対応

両方使ったことがあるわたしの感想だけど、機能面での大きな違いを感じません。

もちろん、画面の操作感や
必要な取引履歴のCSVの数が異なるなど、
細かい部分に違いはあるけど、

まぁこれは、好き嫌いの問題かもしれません😅

強いて言えば、オプション面で若干の差があるかな?

具体的にはこんな感じ。

Gtax 他ソフトからの移行も簡単
クリプタクト API連携(取引履歴の自動取り込み)アリ

すべての取引所が対象ではないんだけど、個人的にはクリプタクトのAPIは超便利だと思ってます。

バイナンスやOKXなどの海外取引所は、取引履歴データの取得が面倒だったりする…

これがバイナンスにAPI連携していれば、自動で履歴データを取得してくれるので、特に海外取引所を使ってる人はクリプタクトがいいかも

GtaxにもAPI連携機能はあるんだけど、2023年1月時点でβ版かつ、利用できる取引所が少ないです。

これから正式版になって、
連携できる取引所が増えれば、
さらに使いやすくなると思います。

今後に期待大です😊

・・・

でも、Gtaxは他ソフトからの移行ができるので、たとえば昨年までクリプタクトで計算していたけど、今年からはGtaxに乗り換えたい!

という方でも大丈夫です。

*具体的な方法は、また別の記事で解説しますね。

もしかしたらその利益、自動計算で節税できるかも??

仮想通貨で稼ぐのは嬉しいけど、やはり気になるのは税金ですよね。

「できることなら、少しでも節税したい!!」
みなさん、そう思いますよね?

そんな方におすすめなのがGtaxの税金対策シミュレーションサービス

Gtaxの税金対策シミュレーションサービス引用:Gtax

これはその年の利益をどれだけ圧縮できるかを、Gtax側で自動計算してくれるという優れものです。

仮想通貨取引の全体で利益が出ていて含み損のある通貨を持っている場合、その含み損のある通貨を売却して損失を確定させ、利益と打ち消しあうことでトータルで支払う税額を減らすことができる可能性があります。

【仮想通貨の税金対策】利益を圧縮して節税する方法を徹底解説 – Aerial Partner

いろんな通貨を取引していると、利益の出ているものとそうでないものとが自分でも分からない状態になっていることも多いです。

このサービスを使うことで、いい塩梅に損失を確定👉利益を圧縮👉節税!!となる可能性もあるというわけ。

他にも、Gtaxは売れない通貨を引取してくれるキャンペーンもやっているので、いちど使ってみる価値はあると思いますよ。

・・・

こんな感じで、金額面での比較だけでなく、こういったオプション面の違いも、判断材料にされるといいかもです。

定額制か毎年買い切りか?支払い方法にも違いがある

定額制か毎年買い切りか?支払い方法にも違いがある

料金の支払い方法にも触れておきます。

各社の利用料金は上で解説したとおりだけど、支払い方法が違います。

Gtax 各年度の計算結果でプランが決定
自動更新ではない
クリプタクト 定額制(解約するまで自動更新)

Gtaxはサブスクリプションではなく、年度ごとに買い切りです。

たとえばGtaxのライトプランを契約するとその年は16,500円かかりますが、翌年、取引件数が大幅に減った場合はお試しプランになることもあります。

もちろん、取引件数や各種条件によりいまより上のプランになることもあるけど、料金は年度ごとに計算した結果で決まるという感じ。

クリプタクトも条件が変われば、プランのアップグレード(またはダウングレード)は必要だけど、

「高いプランを支払ったまま、取引件数は200件しかなかった…」なんて年は、損することになりますよね?

もし、毎年取引件数や内容に差が出るようなら、年度ごとに買い切りのGtaxの方がお得になるかもしれません。

まとめ

どちらがお得?Gtaxとクリプタクトを料金サービスで比較のまとめ

最後にもう一度まとめなおします。

料金プランの比較のまとめ

取引件数 最適プラン 料金
100件未満 Gtaxのフリープラン 無料
101〜300件 Gtaxのミニマムプラン 8,250円
301〜500件 クリプタクトのお試しプラン 8,800円
501〜1,000件 Gtaxのライトプラン 16,500円
1,001〜5,000件 クリプタクトのライトプラン 19,800円

*海外取引所も使っているか?DeFiもやっているか?でプランが変わる可能性はあります。また、あくまで目安です。

機能サービス、オプション面の比較のまとめ

Gtax 他ソフトからの移行も簡単
クリプタクト API連携(取引履歴の自動取り込み)アリ

料金支払い方法の違い

Gtax 各年度の計算結果でプランが決定
自動更新ではない
クリプタクト 定額制(解約するまで自動更新)

初めて確定申告する方へ。Gtaxとクリプタクトのどちらをや使えばいいか?

初めて確定申告する方へ。Gtaxとクリプタクトのどちらをや使えばいいか?

初めての申告だと、分からないこともいっぱいだと思うけど、上で書いたとおり、Gtaxとクリプタクトのどちらを使っても税金計算だけならほぼ同じようにできます。

どちらも最初は無料で使えるので、実際に取引履歴をアップロードしたりして、使いやすい方を選ぶといいでしょう。

最終的に、一年間の取引件数であったり、利用している取引所によりプランが変わるので、どちらがお得か?は上でまとめた情報をもとに比較検討してみてください😊

わたしも初確定申告のときはドキドキしたけど、
仮想通貨利益の記載だけであれば、やることはとっても簡単です😊

そのあたりのことは、また別記事で解説します。

Gtaxやクリプタクトで仮想通貨取引利益を確定申告(2023年2月版)

2023年2月4日

・・・

なお、今回紹介したGtaxやクリプタトについて、もっと詳しく知りたい方は以下のページも参考にしてください。

●クリプタクト

クリプタクトの料金プランと特徴まとめ – 仮想通貨初心者にもおすすめできるか解説します(2023年1月版)

2023年1月5日

クリプタクトの使い方①仮想通貨の税金計算の流れの解説(2023年1月版)

2023年1月8日

●Gtax

Gtaxの料金プランと特徴まとめ – 仮想通貨初心者にもおすすめかも解説(2023年1月版)

2022年10月19日
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