前回、暗号資産FXと現物取引との違いを解説しました。
まだ見ていない方は、先にそちらをチェックしてください。
今日は仮想通貨初心者さんに向け、その他の暗号資産FXの特徴について紹介します。
内容はこんな感じ。
- スプレッド
- 税金
- 確定申告
- おすすめ取引所
それではいっきましょう❗️
目次
暗号資産FXのスプレッド
FXをやってるとよく聞くこのスプレッド。
「いったい何なのか?」ですが、ざっくりまとめると売値と買値の差です。
そして、この差額は取引所(証券会社)の利益です。
なので、スプレッドは取引所によって異なることもあるし、為替取引の場合は通貨ペアによっても大きく変わります。
また、スプレッドの大きさは、そのままトレードの利益に直結します。
同じ利幅を狙うにしても、スプレッドが狭い(差額が小さい)と利益を狙いやすくなり、逆に広い(差額がでかい)と、利益は出にくくなります。
初心者の方にはちょっとややこしい話かもだけど、要は
- トレードの際は、手数料みたないものがかる
- その手数量分を見込んで利益を考えないといけない
- スプレッドが小さい取引所や通貨を狙う
こう考えてもらえればOK。
暗号資産FXの税金
税金の区分は総合課税で雑所得です。
暗号資産FXで得た利益が「確定」したら、その年の給与所得と合算してから税金を計算します。
- 給与所得+他の所得+暗号資産FXの利益=総所得
もちろん、確定させなければ、税金の支払い対象にはなりません。
…ですが、ガチホできる現物トレードと違い、FXだとちょっと難しいですね。。。
含み益のまま翌年に持ち越すんならいいけど、含み損をかかえたままだと、年を越した気がしない…
また、損益通算(損失が出れば所得合計からマイナス)や損失の翌年繰越ができません。
つまり、今年の仮想通貨トレードの利益が確定=翌年に必要な税金を払うと思ってください。
暗号資産FXの確定申告
で、その税金を払うために、多くの方は確定申告しないといけません。
仮想通貨は自分で損益計算しないといけないので、この確定申告が本当にやっかいなんだけど、いまでは便利で高機能な計算サービスがいっぱい出てきました。
ちなみに、わたしの個人的なおすすめはGtaxです。
各取引所から取引履歴をダウンロードし、Gtaxにアップロードすれば損益を自動計算してくれます。
で、最終的に「今年は利益いくら」「マイナスの場合はいくら」という感じで金額を出してくれるので、年間プラス成績なら確定申告書類に書いて提出すればOK!
Gtaxの詳細は別記事で解説したいと思います。
また、仮想通貨の税金のことは、以下の記事でも紹介しています。
こちらも合わせてチェックしてもらえればと思います😊
どこで暗号資産FXができるの?おすすめの取引所は?
国内の取引所だとbitFlyer、Zaif、DMMビットコイン、GMOコイン
この辺りが有名どころです。
(わたしはGMOコインは口座を持っていないので、わかりませんが)実践経験のある取引所の中で、初心者の方におすすめを紹介すると、2022年8月にサービスを始めたZaifの暗号資産FX。
その理由やサービスの特徴などは、以下の関連記事をご覧ください。
暗号資産のFX、最後にこれだけは忘れないで!
前回から何度も言っていますが、完全初心者さんにFXはおすすめしません。
もしやるなら、FXの仕組みとリスク、それに最低限のトレード知識やルールを身につけた上で段階を踏んでやるようにしましょう。
操作性がいいのと、わたしが数年間ずっと使っているので
もう手放せなくなっているからという理由が大きいです😊