Gtaxの料金プランと特徴まとめ – 仮想通貨初心者にもおすすめかも解説(2023年1月版)

仮想通貨の税金計算サービス「Gtax」の紹介です。

仮想通貨の売買で一定の利益を上げた人は、翌年に確定申告をしないといけません。

ですが、仮想通貨の計算はとてもややこしく、初心者さんでなくてもハードルが高い

そこで、今回紹介するGtaxや別記事で紹介するクリプタクトを使うことで、以下のことが簡単にできるのでおすすめです。

Gtaxやクリプタクトを使うメリット
  • 1年間の仮想通貨の損益が自動計算される
  • すべての仮想通貨取引履歴一覧を保存できる

ただ、「仮想通貨初心者でもできるの?」「かんたんに操作できるの?」
「費用はいくらかかるの?無料じゃできないの?」

という声も多いと思うので、今回はこれらの疑問に応えつつ、Gtaxの機能や特徴、最適な料金プランなどを解説します。

Gtaxの機能や特徴まとめ

まずはGtaxの機能や特徴を簡単にまとめます。
*なお、今回の記事はすべてGtaxの個人版のサービスの話です。

Gtaxの機能や特徴まとめ
  • 取引履歴をアップロードするだけで自動計算。その結果を確定申告書に書くだけ
  • 対応取引所は70以上。国内海外のだいたいの取引所をカバー
  • DeFi、ステーキング、レバレッジ取引、エアドロ、ハードフォークなどにも対応
  • ビットコインやイーサリアムなど15,000以上の通貨にも対応
  • シンプルな料金プランと、条件次第で無料で使える!

取引履歴をアップロードするだけで自動計算。その結果を確定申告書に書くだけ

取引履歴をアップロードするだけで自動計算。その結果を確定申告書に書くだけ

Gtaxによる仮想通貨の税金計算の流れは以下の通り。

  1. Gtaxにアカウント登録(メアドとパスワードだけで1分で簡単登録)
  2. 仮想通貨の各取引所から、取引履歴をダウンロード
  3. Gtaxに、取引履歴をすべてアップロード
  4. あとはGtaxが自動計算

その年の仮想通貨の取引履歴は、各取引所からCSVという形式のファイルでダウンロードすることができます。

*CSVとは↓エクセルファイルみたいなものです。

取引履歴CSV

Gtaxによる計算の結果、一定の利益があれば、確定申告書類にその金額を書くだけ。

やることはとってもシンプルです。
特に複雑な作業は必要なし😀

具体的に、どうやって仮想通貨の税金計算をするの?

でも、「どこから取引履歴をダウンロードするの?」
「アップロードって言われても、どうやって操作するか分からない…」

最初は手順がややこしく感じると思うので、この辺のことは別の記事で解説します。

初心者でもかんたんに使えるの?

毎日のように仮想通貨を売買したり、コインチェックにbitFlyerにZaifにと複数の取引所を利用していたり。

ビットコイン以外の仮想通貨を取引したり、海外取引所やDeFiまでやっているとなると、正直けっこう手間です。時間もかかります。

でも、取引所はコインチェックだけ
取引回数も月数回とか少ないのであれば、計算はすぐに終わります。

その意味でも、
投資初心者の方であれば最初はコインチェックだけ使って、
銘柄もBTCに絞って、積立と現物取引するのがおすすめ
です。

税金計算も楽だしね😊

Gtaxはスマホでも使えるの?

Gtaxはスマホでも使えるの?

CSVファイルのダウンロードやアップロードは正直スマホでの操作は難しい…。

なので、パソコンでの作業が望ましいです。
持ってない方は、安いものでいいので1台買っておきましょう。

将来的にトレードをガッツリやるなら、
パソコンがあったほうがいいです。

対応取引所は70以上。国内海外のだいたいの取引所をカバー

7対応取引所は70以上。国内海外のだいたいの取引所をカバー

Gtaxに対応している取引所は、2023年1月時点で約70です。

その一部がこちら。

●フリープランで利用可能な対応取引所(一部)

Bitbank、bitFlyer、Bitpoint、BTCBOX、コインチェック、DMMビットコイン、FISCO、GMOコイン、Huobi Japan、Liquid by Quoine、OKCoin Japan、Zaif、楽天ウォレット、Coinbase

●ライトプランから利用できる対応取引所(一部)

上記の取引所に加えてmBittrex、bybit、FTX、Kraken、Liqui、OKX、BINANCE、Crypto.com

あとで紹介するプランによって使える取引所が変わってきますが、国内のメジャーな取引所のほとんどがフリープランに対応しています。

海外取引所はライトプラン以上からになるけど、こちらもbybit、OKX、BINANCEなどの有名な取引所は対応しているので安心ですね。

対応取引所・ウォレット一覧|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax

ビットコインやイーサリアムなど多数の仮想通貨銘柄に対応

ビットコインやイーサリアムなど多数の仮想通貨銘柄に対応

Gtaxで計算できる仮想通貨は、2023年1月時点で約15,000です。

ビットコインやイーサリアム、リップルにビットコインキャッシュ、ネムなど、国内取引所で取引できる通貨はほぼ網羅しています。

初心者の方でマイナーすぎる草コインをいっぱい持ってる…というケースは少ないかもだけど、この点も心配はないと思います。

取り扱い通貨一覧|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax

DeFi、ステーキング、レバレッジ取引、エアドロ、ハードフォークなどにも対応

国内の取引所であっても、特定の仮想通貨を持っていると、ハードフォークで通貨が増えたりすることがあります。

また、キャンペーンなどでコインがもらえたり、勝手にエアドロップされたりすることもあるので、「うれしいんだけど、コレどうやって計算するの?」という問題もGtaxなら解決できます。

また、仮想通貨の世界はDeFiやNFTなどこれからますます進化発展していくと言われています。

Gtaxはそれら新機能やサービス対応にも積極的だから、
今度も長く安心して利用できると思います😊

料金プランは5つ

Gtaxの料金プランは以下の通り。

プラン費用
税込
年間
取引件数
主な機能
フリープラン0円100件まで国内取引所データ対応
ミニマムプラン8,250円300件まで国内取引所データ対応
ライトプラン16,500円1,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応
ベーシックプラン33,000円30,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応
プレミアムプラン55,000円500,000件まで国内取引所データ対応
海外取引所データ対応
DeFiデータ対応

※2023年1月時点の情報です

料金プラン|仮想通貨の損益計算ソフト Gtax | 仮想通貨の確定申告をシンプルに

料金やプランは取引データのアップロード後に決定

Gtaxは、毎年決まった金額を払う定額制ではなく、年度ごとの計算結果の確認時に料金が確定します。

どういうことか?

詳しくはGtaxの使い方のページで解説しますが、↓こんなイメージで考えてもらうと分かりやすいかと思います。

  1. 一昨年は500件取引したので「ライトプラン」だった。
  2. 昨年は1,200件だったので「ベーシックプラン」になった。
  3. 今年もまたベーシックプランで支払いかな?と思っていたけど、取引件数が200件にも満たなかったので「ミニマムプラン」を支払うことになった。

定額を毎年、ずっと支払い続けるのではなく、取引件数に応じた料金を支払う

これがGtaxの料金プランの特徴であり、競合サービスのクリプタクトと大きく違う点です。

Q,今年度利用しているGtax個人版のプランは、次年度継続して自動で課金されますでしょうか – Gtaxサポートセンター

ただし、すでに料金を支払ってしまった後に
プラン変更はできません。


なので、支払いの前にプランと金額を
ちゃんと確認するようにしましょう。

条件次第ではGtaxは無料で使えて確定申告ができる!

Gtaxは無料で使える?

Gtaxはアカウントを作成すれば、基本は無料で使えます。

さて、気になるのは無料でどこまで使えるのか?だけど、

  1. 年間100件未満の取引しかない
  2. 且つ、国内取引所のみ利用している

この条件であれば無料で税金計算ができ、計算結果のダウンロードも可能です。

Gtaxの料金は損益計算後に決まるという話を先ほどしましたが、

もしアップロード件数が80件とかならそのまま結果(損益額)が表示され、
👉その金額を確定申告書に書く->計算結果をGETする

これででおしまいです。

クリプタクトにも無料プランがあり、お試しで損益計算できることはできるんですが、計算結果のダウンロードやデータの保存はできません。

別の記事でクリプタクトとGtaxを比較していますので、
「どちらがいいなかな?」でお悩みの方は、
料金プランの違いもぜひ参考にしてみてください。

Gtaxのおすすめの料金プランはどれ?

Gtaxのおすすめの料金プランはどれ?

料金プランは上で紹介したとおりだけど、どのプランが自分に最適なの?はケースバイケース。

なので、以下にいくつか、モデルケースを挙げてみます。

最適なプランはどれ?プラン選定のモデルケース

❶コインチェックなど国内取引所だけ利用して、取引数も100件未満
フリープランが使えます。
フリープランなので、無料で利用できます。

❶国内取引所のみ利用してるけど、取引数がやや多い(101件〜300件)
ミニマムプランが使えます。
8,250円税込買い切りです。

❷海外取引所(バイナンスなど)も使っている場合
海外対応はライトプラン以上です。
なので、16,500円税込が最低かかります。

❸取引回数がめちゃめちゃ多い人
具体的には1001件を超える取引がある人は
ベーシックプラン以上になります。
33,000円税込買い切りです。

その上は55,000円のプレミアムプランになるけど、
取引件数が30,001件からなので、仮想通貨初心者の方なら
ここまではなかなか到達しないかなと思います。

❹DeFiをやる人
無条件でライトプラン以上のプランです。
それでも16,500円からなので、かなりお得な方じゃないでしょうか。
*ただし、取引件数によってプランは変わります。

プラン選定のポイント

プラン選定のポイント

選定のポイントは主に以下の2点です。

  1. 年間の取引件数
  2. 海外取引所やDeFiの使用有無

去年から仮想通貨取引をはじめ、コインチェックだけ使っているなら、料金プランはかなり抑えられます

👉条件によっては無料ですむ場合アリ。

一方、海外取引所もやっている人はライトプラン以上が確定なので、16,500円以上の出費は必要です。

DeFiも同様ですね。

あと、取引件数が1,000件を超えると30,000件まではプランの区切りがないので、たとえば1,001件の人と30,000件の人が同一の利用料金(33,000円)になることもあります。

逆に言うと、
「これから仮想通貨投資を始めよう!」とお考えの人は、
プランから逆算して年間の取引件数はいくらがベストk?
海外取引所やDeFiは使うべきか?を決めるてもいいかもですね。

最後にGtaxの最適な料金プランをまとめます。

Gtaxの最適な料金プランはどれ?
  • 取引件数100件未満で国内取引所しか使わない人は、フリープラン(無料)
  • 国内取引所しか使わない人で、取引件数300件までの人は、ミニマムプラン(8,250円)
  • 海外取引所やDeFiもやっている人は、ライトプラン(16,500円)以上
  • 取引件数1,001件以上の人は、ベーシックプラン(33,000円)以上

*あくまでモデルケースなので、最終的にどのプランがベストかは、公式サイトも見ながら判断してください。

そのほか、Gtaxの注目すべき機能について

そのほか、Gtaxの注目すべき機能について

他社からのサービス乗り換えにも対応

仮想通貨の計算は、いままでの通算損益も必要だから、サービス乗り換えって実はかなり面倒です。

でも、例えばいままでクリプタクトを使っていたけど、今年はGtaxに乗り換えたい!

こんな場合も大丈夫ということ。

具体的には、Gtaxには期首残高の登録機能があるので、クリプタクトで計算した昨年の損益結果、あるいは税理士さんに出してもらった計算結果をもとに引き継いで使うことができるという訳わけ。

昨年から始めたばかりの初心者さんにはあまり関係ない話かもですね。

でも、なんでもそうだと思うけど、長年続ける上で「乗り換え」ってけっこう重要な機能です。

「Gtax気になるんだけど…」
「やってみよかな?どうしようかな?」
って思うときに、期首残高入れるだけで操作できるので、乗り換えを検討されている方にもおすすめです。

クリプタクトとGtax、どっちを使うのがおすすめなの?

競合サービスのクリプタクトとの比較も別ページでまとめています。

どこを比較すればいいの?どちらがお得なの??
その辺もまとめますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

👉条件次第では、クリプタクトよりGtaxの方がお得になる場合もあるので要チェックです!

どちらがお得?Gtaxとクリプタクトを料金サービスから比較(2023年2月版)

2023年1月10日

Gtaxは仮想通貨初心者さんにおすすめか?

Gtaxは仮想通貨初心者さんにおすすめか?

もちろんおすすめです。

クリプタクトと違ってAPIとかないので取引履歴をアップロードするだけのシンプル操作。

Gtaxの画面は導線もすっきりしているから、初心者さんでもかなり使いやすい方だと思います。

なにより、条件次第で無料で使える場合もあるのでこれはかなり大きいポイントじゃないかな。

無料で計算できるんなら、「今年から仮想通貨取引所を試しにやってみた」という人にも手軽の始められるサービスだと思います。

また、Gtaxは取引履歴をアップロードして計算結果を確認する際に費用もプランが決まるので、定額制でないというところも始めやすい理由のひとつ。

昨年から仮想通貨を始めたけど、「確定申告どうしよう…困ったな…」とお悩みの方はまずは試しにやってみてはいかがでしょうか?

最後に

今回、いろいろまとめ書いたので、
初心者さんにはちょっと分かりにくくなっちゃったかもです🙇

なので、できる限り分かりやすくなるよう
できる限りリライトを続けていきます。
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